農作業の延期指示

昨日１日中降った雪は１０センチくらい積もりました。

はてさて、困ったものです。

全ての農作業を待てと言う県の指示。

農業は待てと言われて待てるものではありません。

すぐに植えろと言われて植えられるものでもありません。

農作業時期は暦で全て決まっています。

時期をずらすことによる成長の違い、減収穫、病気など。

植え付けの数週間前から耕起し堆肥を撒き、肥料を入れ、マルチを張り・・。

などの作業をしなければなりません。

ウチでは、４月２日に入荷予定だったカスミの苗を、

雪が消えないからと、１週間ずらして納品をお願いしました。

雪が消えると同時に農作業を始めないと間に合いません。

稲の種籾はすでに納品されており、

作業小屋に吊り下げてあります。

種まき１週間～１０日前くらいから水に浸します。
昨年は４月１９日に種まきをしています。

この辺りでは、雪が消え本格的に農作業が始まるのは４月末ごろからです。

会津地方は放射能汚染検査が頻繁にされていません。

当初、会津若松で０．３マイクロシーベルト、田島で０．０９マイクロシーベルト。

その後の 多少の上下はあるかもしれませんが、

福島は浜通り・中通り・会津と広範囲です。

会津若松は原発から１００キロほど離れ、
我が村は１５０キロほど離れ、

被爆量はほとんど無いと言えます。

それでも農作業、野菜の出荷が出来ない・・・・。

作っても売れないかもしれない・・・。

・・・・・・原発の早い収束を祈るばかりです。